tapのチラ裏

書きたいこととか作ったものとかいろいろ書いていきます。

最後の記事を書いてから2年近くが経過しました。飽きっぽい性格ですが、物理と音楽への興味は尽きることがありません。前回課した課題を解いていこうと思います。 リズムを組み合わせの考え方で考えていきましょう。音符の開始時刻が同じで終了時刻が違う場…

リズムは時間と音の写像

今回は今まで全く触れていなかったリズムについて書いていこうと思います。音には大きさ、高さ、音色の三つの要素があることは最初の方に書きましたが、それは一つの音のときの話です。いくつも音が重なれば協和音になって心地よいハーモニーをつくってくれ…

音楽の起承転結

久しぶりの更新になります。 トニック、サブドミナント、ドミナントという言葉があります。以前「勝手に音階を数で定義しました。」で定義した半音s(s=0でド、s=1でド♯、、、s=11でシ)を使って説明します。ある曲がk半音を根音とした長調だとします。するとK…

音を鳴らすための楽器 その2

去年の12月頃、音を鳴らすための楽器という題名で書きました。和音がなる音を隣り合わせにした鍵盤の並びなら感覚的に音を奏でられるのではないかと仮説を立てました。そして今回は実際にその鍵盤を作ってみました。midiキーボードをDAWにつなげて、DAWの方…

音楽と心理学

最近心理学にハマっています。最初は人の気持ちがわかるようになるのかと思って本を読み始めたのですが、そんなことより面白い世界が広がっていました。そんな心理学の中でも音楽に関係しているところを紹介したいと思います。前々回で「音楽のパワーは人間…

英語で学んだ音楽

大学受験の勉強で英語の長文を読んでいたところ、面白い文章を見つけました。一言でまとめるとこんな感じです。 「音楽がどのように人間に影響するか(how)は分かるけれど、なぜ影響するか(why)は分からない。」 例えば、長調は明るく短調は暗いイメージがあ…

受験終了しました。

大学受験の試験が全て終わりました。第一志望校の合否発表はまだ先ですが、浪人から逃れることはできたので報告したいと思います。受験ということで数学と物理以外にも英語を勉強しました。日本語以外の言葉を勉強するのが本来の目的なわけですが、単語と文…

お久しぶりです

これだけ時間が空いても、コンスタントに1日1人か2人来てくれる方がいるようでありがとうございます。アクセスを見てみると、1月17日に0人、1月18日に4人でした。同じ高3が見てくれているのでしょうか…まだ受験は続いていて合間を縫う時間もないので更新は2…

音を鳴らしたい人のための楽器

ネタが思いつかないので、音楽の話をしたいと思います。感覚的に音楽を奏でることができる楽器というものがあります。korgのカオシレーターなんかがそうですね。僕はこういう楽器が大好きなのですが、凝ったことができないのが玉に瑕です。そういうわけで、…

視覚に訴える音楽 その2

音楽を光で表現する試み第二回です。今回は音の音色と光の彩度の組み合わせ、それとオクターブ違いの音の区別について考えていきたいと思います。こじつけと言えど、音色と彩度に共通点がないわけではありません。例えば同じ「ド」の音でもトランペットの音…

視覚に訴える音楽 その1

お久しぶりです。そろそろ受験の方が忙しくなってきたので不定期更新です。今回は音と光についてです。目と耳が不自由なヘレンケラーは楽器に触れて振動を感じることで音楽を楽しんでいたそうです。その振動は間違いなく音なので、それを楽しむのは音楽だと…

音色と位相

今回は音程から離れて音色の話をしたいと思います。シンセサイザーなどで音色を作るときなど、音楽と物理学の1番の接点だと思います。そもそも、音には「音量」「音程」「音色」の3つの要素があります。そして、音は空気の振動です。振動は数式で表すことが…

半音で定義する

前回、音階を半音を使って定義しました。今回はこれを活用するので、これを読み進める前に前回の記事の結論だけでも読んでみてください。今回はスケールと3和音を半音sで再定義していきたいと思います。スケールとは、ドレミファソラシのことです。スケール…

勝手に音階を数で定義しました。

世の中には便利なものがたくさんあります。音を書くことができる「楽譜」とか、物理現象を数で表せる「公式」というのはそのいい例です。しかし、何か新しいことを始めようとしたとき、今までの概念で不便だと感じたとき、自分で新しい概念を作らなければい…

12分の1オクターブ

いきなりですが、僕は一番最初の記事にこんな式を書きました。周波数fでmオクターブ高いラになる関係の式です。f=440×2^mこの式で言い忘れていたことが一つあります。mは整数しか入らないんです。整数なら1でも2でも、100でも入れてもいいし、0でも-5とかで…

ピタゴラスの初めてのドレミ

その昔、ギリシャに「全てのものは数でできている」と豪語する人がいました。かの有名なピタゴラスです。ピタゴラスは数が好きすぎて数を使った占いを作ったほどです。 そんなピタゴラスは数学だけでなく音楽の分野でも名を残しています。その名も「ピタゴラ…

ハーモニーを物理学で奏でる

こんにちは、今回はハーモニーを物理で考察したいと思います。まずは音楽の話。ハーモニーとは、違う高さの音を同時に出すことです。ハーモニーには澄んだ「協和音」と濁った「不協和音」があり、それぞれをうまく使い分けることで音楽ができます。物理学の…

初めまして。

tapと申します。2014年現在高校三年生の受験生です。中学の頃に音楽にハマり、高校では楽器を始めました。同時に、高校生では大きな選択をします。文理選択です。そして僕は理系を選び、数学や物理の面白さに触れています。そういうわけでまだまだ未熟ではあ…