tapのチラ裏

書きたいこととか作ったものとかいろいろ書いていきます。

音楽と心理学

最近心理学にハマっています。最初は人の気持ちがわかるようになるのかと思って本を読み始めたのですが、そんなことより面白い世界が広がっていました。そんな心理学の中でも音楽に関係しているところを紹介したいと思います。


前々回で「音楽のパワーは人間によるものだ」という英長文を紹介しました。生活する環境によって同じ音楽の感じ方は違うということです。しかしその傾向はあるらしいので、もっと「how」を調べることができるそうです。

例えば、同じ音圧でも低い音より高い音の方が大きな音に聞こえます。そこで統計を使って人間が聞いたときの大きさを示せる単位「ソン」が作られました。これは騒音計などで使われているそうです。

同じように音の高さでも人間が聞いたときの高さを示す単位「メル」が作られました。逆に言うと、1オクターブ上がったからと言って高さが2倍になったと感じるとは限らないそうです。そのおかげで、聞き慣れた人は調が変わると曲調が変わったように聞こえるというわけです。

心理学は音楽の美しさを見つけるための要素として物理や数学と並べられそうだと思っています。物理が客観的な方向から音楽を見られるとすれば、心理学は主観的な方向から音楽を見られるので、人と音楽をつなぐ重要な役割を果たしてくれると期待しています。