tapのチラ裏

書きたいこととか作ったものとかいろいろ書いていきます。

音楽と科学

半音で定義する

前回、音階を半音を使って定義しました。今回はこれを活用するので、これを読み進める前に前回の記事の結論だけでも読んでみてください。今回はスケールと3和音を半音sで再定義していきたいと思います。スケールとは、ドレミファソラシのことです。スケール…

勝手に音階を数で定義しました。

世の中には便利なものがたくさんあります。音を書くことができる「楽譜」とか、物理現象を数で表せる「公式」というのはそのいい例です。しかし、何か新しいことを始めようとしたとき、今までの概念で不便だと感じたとき、自分で新しい概念を作らなければい…

12分の1オクターブ

いきなりですが、僕は一番最初の記事にこんな式を書きました。周波数fでmオクターブ高いラになる関係の式です。f=440×2^mこの式で言い忘れていたことが一つあります。mは整数しか入らないんです。整数なら1でも2でも、100でも入れてもいいし、0でも-5とかで…

ピタゴラスの初めてのドレミ

その昔、ギリシャに「全てのものは数でできている」と豪語する人がいました。かの有名なピタゴラスです。ピタゴラスは数が好きすぎて数を使った占いを作ったほどです。 そんなピタゴラスは数学だけでなく音楽の分野でも名を残しています。その名も「ピタゴラ…

ハーモニーを物理学で奏でる

こんにちは、今回はハーモニーを物理で考察したいと思います。まずは音楽の話。ハーモニーとは、違う高さの音を同時に出すことです。ハーモニーには澄んだ「協和音」と濁った「不協和音」があり、それぞれをうまく使い分けることで音楽ができます。物理学の…